孫に贈る

最近「家庭教師の〇〇〇」という広告をよく目にします。集団指導の塾よりもマンツーマン指導の家庭教師の方が子どもに向いていると考えるパパママが増えてきたのかもしれません。昔は「家庭教師」といえば知り合いの大学生に頼んで勉強を見てもらうという「アルバイト型」でしたが、現在は「個別指導」の「学習支援ビジネス」として確立されてきました。オンライン化にも対応しているところが多いので親の負担も少なく、先生と子どもとの相性さえ合えば学習効果も高まるようです。ほとんどの家庭教師サービスには「無料体験コース」がありますから、安心して検討できます。もし孫たちが「私、勉強が大好き！」と言ったら、すぐに「孫活エブリデイ」のジジババから申し込んであげてください。

孫の誕生日のお祝いといえば５歳くらいまでは定番の「おもちゃ」や「絵本」でよかったのですが、小学校２年生くらいになると「自我」が芽生えてきて、あまり「子どもっぽい」ものは嫌がるようになりますね。孫活をするジジババだけでなく、パパママも８歳という「お年頃」の孫には何をプレゼントしたらいいか悩むようです。この年齢あたりからは「サプライズ」よりもしっかりと希望を聞く方がいいかもしれません。

「食育」は「食に関する正しい知識や食習慣を身につけるための教育」です。2005年に農林水産省が「食育基本法」を制定し、学校教育にも取り入れられるようになりました。「健康的な食生活を身につける」だけでなく、「栄養の正しい理解」、「食に対する良い選択」、また「食品ロスの削減への意識向上」などが主な目的です。 学校でも給食の時間などを利用して「食育」が行われていますが、各家庭でも子どもたちに「食育」に触れる機会を多くつくることが大切ですね。ジジババもサポートしてあげましょう。

ランドセルを選ぶことを「ラン活」というそうです。「孫活」でも「ラン活」はメインイベントのひとつですね。最近はランドセルのプレゼントは祖父母の担当というケースが増えています。そうはいってもジジババには選べませんから孫たちと両親の意見を聞いて、「これで決まり！」となったらジジババが購入するという流れですね。

プレゼントの定番といえば「おもちゃ」ですが、ジジババはデパートなどで「これ○○ちゃん、喜びそうね」と目についたものをついつい買ってしまって後で両親からありがた迷惑がられるはめになります。最近はおもちゃは買わずにレンタル（サブスクリプション）する方法もあります。またネットショッピングなら世界の珍しいおもちゃやユニークなおもちゃを探すこともできます。おもちゃは衝動買いをしないでじっくり選んでプレゼントするようにしましょう。

祖父母が孫に何かをあげるときに一番注意しなくてはいけないのが両親に対するちょっとした配慮です。祖父母が孫をかわいがるあまり自分たちの判断だけでプレゼントを選ぶと後々両親との間でもめごとになったりします。特に1歳から3歳までは孫自身の意思はないのでプレゼントは孫に贈るのではなく両親に贈ることになります。自分たちのお金で買うんだからいいだろうという考えはやめて事前に両親とよく相談するようにしましょう。