宮本輝

高齢者ing

70代が50代へ伝えたいこと:「自分の心がどこまで発達しているか」、答えられますか。

50代は人生の大きな分岐点です。この時期に人は、これまでの歩みを振り返り、これからの生き方を真剣に考え始めます。つまり50代は、真剣に「自分の心」に向き合うときなのです。私たちが人生で直面する困難や逆境にどう対応するかは、「心がどこまで発達しているか」によって決まります。そしてそれが未来を変えていくのだと思います。70代になっても日々反省と後悔の中で、50代のときにこうしておくべきだったと思う「心理的資本」の活用法を50代のみなさんへの遺言として残しておきます。
心理的資本ing

読書が心を強くする理由:「心理的資本」を高める小説の力

本を読む時間は多くの人にとって自己投資の一つです。もちろん自己啓発関連の実用書には直接的な自己変革の効果が期待できます。また小説であれば、ストーリーの中に没入し、登場人物の感情や行動に共感する疑似体験によって、自己理解や成長のきっかけになります。私は、日本心理的資本協会認定の「PsyCap Master(心理的資本開発士)」として、読書は「心理的資本」を高める力を持つと考えています。ここでは、読書体験がどのように「心理的資本」の開発やアップデートにつながるのかを、自分の経験も交えながらお伝えします。