「孫活」は、祖父母が孫にプレゼントをあげたり、孫の面倒を見たりする「孫愛」と「孫サービス」だけではもったいないですね。祖父母が「3世代を笑顔でむすんで、家族の絆を強くする」という高い意識を持てば、「孫活」はもっと意味のある活動になります。また祖父母の自己満足に終わらないよう注意も必要です。「正しい孫活」とは何かを考えていきたいと思います。
「孫フィーバー」と「嫌われ孫活」は祖父母の自己満足が引き起こす
「孫活」は、祖父母が孫と交流することで、3世代の家族全員がハッピーになるための活動です。祖父母の一方的な「孫愛」を押しつけたり、勝手な「孫サービス」をしたり、祖父母の自己満足だけを目的にした「孫フィーバー」や「嫌われ孫活」をしないことが大切です。また同時に「孫を喜ばせること」を優先すると必ずしも家族全員がハッピーにならないケースもあることを覚えておきましょう。
孫活は祖父母の人生を刺激することができる
祖父母にとって孫の存在はもちろん大きなものがあります。自分の子どもより可愛いという人もいるくらいです。特に初孫には毎日でも会いたくなりますね。でもあまりに溺愛しすぎて孫に時間とお金をかけ過ぎててしまうと「孫フィーバー」や「嫌われ孫活」というマイナス面も出てきます。「孫愛」を生きがいにするのではなく、あくまで人生に刺激を与えてくれる「孫友」として適度な距離を保った交流をするよう心がけたいものです。
「孫の日」から「正しい孫活」を始めよう
「孫活」は孫を喜ばせるだけが目的ではない ブログやSNSの中で高齢者の方が「きょうは孫活してきました」といってよく写真をあげています。 だいたいがお孫さんをどこかに連れて行って、一緒に遊んで最後に食事をする光景が紹介されていますね...
祖父母が「孫育」をしてはいけない理由
「孫育て」や「孫育」という言葉があります。実際には違うとしても、祖父母が「孫を育てる」という意味にとられる場合もあるのではないでしょうか。実際「孫フィーバー」といわれる行動に走ってしまう祖父母は両親の「子育て」の邪魔をする「孫育て」をしていると言えます。(もちろん何らかの理由で両親に代わって孫を育てている方は「孫育て」というより「子育て」そのものになりますが。)このブログでは祖父母が孫に接するときの行動と考え方を「孫活」と呼んでいます。
「孫活」は「祖父母の自己満足」のためにやってはいけない
「孫活」はまだ辞書にも載っていないし、ウキペディアもありません。いくつかのブログで取り上げていますが、大まかには「祖父母が孫とかかわる活動全般」を指しているようです。でも「孫活」には「3世代を笑顔でむすび、風通しの良い家族関係を築く」と大事ないう役目があるのです。このことを理解し、祖父母はあくまでも育児の脇役として、側面からサポートすることが大事ではないでしょうか。