祖父母は「孫愛」を生きがいにしてはいけない
人生を楽しくしてくれる「孫友」になる
祖父母にとって孫の存在はもちろん大きなものがあります。
自分の子どもより可愛いという人もいるくらいです。
特に初孫には毎日でも会いたくなりますね。
でもあまりに溺愛しすぎて孫に時間とお金をかけ過ぎててしまうと「孫フィーバー」や「嫌われ孫活」というマイナス面も出てきます。
「孫愛」を生きがいにするのではなく、あくまで人生に刺激を与えてくれる「孫友」として適度な距離を保った交流をするよう心がけたいものです。
祖父母が孫活にかけるエネルギーは20%まで
あくまでも自分のライフスタイルを崩さずに孫活をするには、せいぜい自分の時間と労力の2割くらいを割くイメージがちょうどいいのではないでしょうか。
それ以上のエネルギーをかけるといろいろなデメリットも出てきます。
両親との関係が微妙になる可能性もあります。
カラダも頭もお金も、高齢者にできる範囲で使うのが「正しい孫活」ですね。
祖父母にとっての孫活のメリット
高齢者の祖父母にとって孫との交流は様々なメリットがあります。
両親ともよく話し合って適度な距離を保ちつつ、生活に「上手な孫活」を取り入れましょう。
健康意識が高まる
コロナ後は特に自分が病気をして孫にうつしてはいけないという気持ちが強くなり、孫活で以前より健康意識がさらに高まります。
また孫のペースについていける体力維持のため、トレーニングに取り組むようになります。
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食生活の多様化
孫の好きなものを選ぶことで、自分の食生活に変化が生まれます。
いままであまり食べなかった肉やカレーライスもたまにはいいものですね。
新しい生活スタイル
孫たちとスマホでの交流が増えるので、メール、写真、動画などの操作を覚えて他の生活場面でも活用するようになります。
またパズルやゲームをすることで「脳トレ&脳活」ができます。
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行動範囲の広がり
孫の行きたいところについて行くので行動範囲が広がります。
「スタンプラリー」に付き合うといままで降りたことのない駅で初めての店に入ることもあります。
幸福感と家族の結びつき
なんといっても孫と一緒にいる時間は幸せを感じますね。
そして孫に手を引っ張られながら歩いているのを後ろからパパママが嬉しそうに見ている光景は家族の絆そのものです。孫活の極意ですね。
祖父母にとっての孫活のデメリット
時間的負担が大きい
孫と過ごす場合、やはり普段と違う時間の使い方になるので生活リズムが変化して次の日に負担がかかったりします。
また歩く距離が増え、肉体的にも負担が増えます。
経済的負担が増える
一日一緒に過ごすと、交通費や食費、イベントの入場料など結構な負担になります。
自分の生活力に合った負担で済ませるよう事前に行動計画を立てましょう。
生活サイクルの変化
急に預かることになったり、保育園にお迎えにいくなど突発的な孫活で生活のリズムが変わり、自分の予定に影響がでることでストレスになる場合があります。
時には断る勇気も必要です。
オーバーワークによる体調不良
孫活はどうしても孫の希望を優先した行動になります。
普段より多く歩いたり、食べつけないものを食べたりすることで体調を崩す場合もあります。
「孫ペース」ではなく「マイペース」を守って孫活をしましょう。
まとめ
実際にお互いが住んでる場所によって祖父母と孫との距離が違うので一概には言えませんが、祖父母が孫に使う精神的・肉体的エネルギーは20%くらいがちょうどいいのではないかと感じています。
我が家のババさんは実際に会うのは週1回くらいですが、家族アルバムアプリで毎日何回も孫たちの行動をチェックしていますし、ママが忙しいときは食事を作って届けています。
もしかすると30%くらい使っているかもしれません。
孫たちと交流した後は「疲れた、疲れた」が口癖です。
でも先日の「敬老の日」には、Mago1、Mago2、そしてMago3がわざわざ花束を届けてくれました。(Mago3はまだ人見知りが激しく、最後は泣いてしまいましたが。)
この嬉しい瞬間が多少の疲れは吹き飛ばしてくれますね。
みんなどんどん大きくなーれ!
(ほりしん)
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