ポジティブな職場を作る方法:「心理的資本®マネジメント」でチームの力を最大化

チームワーク 心理的資本ing

「心理的資本開発士PsyCap Master」のホリシンです。

あなたの職場がもし暗かったら「心理的資本®マネジメント」をおすすめします。

モチベーションが低下した職場のメンタルをアップデートする

 

職場をもっとポジティブな空間にしたい。
チーム全員が生き生きと働き、個人のパフォーマンスも向上する環境を作りたい。

そんな思いを抱く管理職の方は多いのではないでしょうか。

私は35年間の広告会社でのキャリアの中で、
10年間はコピーライター、そして25年間を営業職として過ごしました。
最後には営業局長として100人の大所帯を率いる立場になりましたが、
その道のりは決して平坦ではありませんでした。
特に、営業部長時代、営業局の中で最低の利益しか上げられず、
辛酸をなめた1年間は今でも忘れられません。
しかしそこから一旦は全員のモチベーションが下がった時期もありましたが、
チーム全員が腐ることなく前向きに自律的に行動し、3年後にリベンジを果たしました。

その経験から学んだのは、いま思えば「心理的資本®」と言われる4つの力を活用し、
チーム全体のメンタルをポジティブにアップデートすることができたからだと感じています。

そして、そのプロセスで得た最大の教訓は、
焦らず、時間をかけてチームの基盤を作る「心理的資本マネジメント」の実践です。

「心理的資本®」とは:個人とチームを支える4つの力

「心理的資本®」は、
Hope(希望、目標)」、
Efficacy(効力感と自信)」、
Resilience(乗り越える力)」、
Optimism(現実的な楽観性)
の4つの要素(リソース)で構成されています。

4つの要素(リソース)の頭文字を取って「HERO」と呼ばれます。

4つのリソース

この「HERO」をバランスよく高めることで、
個人のメンタルだけでなく、チームのパフォーマンスにも良い影響を与えます。

Hope(希望、目標)

目標を持ち、前向きに進む力です。
私が営業部長時代、「責任は自分が取るから、
今まで通りチャレンジを続けてほしい」とメンバーに伝え続けたのは、
彼らが未来に希望を持ち続けられるようにするためでした。

Efficacy(効力感と自信)

このタスクなら自分にはできるという自信です。
私は部の成績が下降気味で利益が上がらない状況でも、
メンバーたちの小さな成果を積極的に称賛しました。
「自分たちはできる」という実感を持たせることで、次の挑戦への意欲が生まれたのです。

Resilience(乗り越える力)

苦境や困難を乗り越える力です。
低迷期には頻繁に飲み会を開き、メンバー同士の交流を深めることで、
ストレスを軽減しました。
お互いに励まし合う雰囲気が、チーム全体の「Resilience」を高めたと感じています。

Optimism(現実的な楽観力)

未来に対するポジティブな見方です。
状況が厳しいときほど、私はメンバーたちに冗談を言い、
明るい雰囲気を維持するよう努めました。
これにより、「このチームならきっと乗り越えられる」というポジティブな空気が生まれました。


辛酸をなめた1年と「心理的資本®マネジメント」の実践

私が営業部長になって数年後、クライアント側の事情もあって
部の利益が他部の半分以下になるという厳しい状態に陥りました。
しかし、私は焦らず、まずメンバーのモチベーションを下げないことを優先しました。
そのために、次のような施策を実践しました。

飲み会

  1. コミュニケーションを絶やさない
    メンバーとの距離をより縮めるため、毎日のように飲み会を開きました。
    ただの息抜きではなく、互いの悩みや課題を共有し、
    解決の糸口を探る場として活用しました。
  2. 明るい雰囲気を作る
    どんなに厳しい状況でも冗談を交えて話し、笑いを絶やさないようにしました。
    これにより、メンバーたちは安心感を持って働けるようになりました。
  3. チャレンジを奨励する
    「失敗を恐れず挑戦し続けよう」というメッセージを繰り返し伝えました。
    メンバーがリスクを取ることを躊躇しないよう、全責任は自分が取ると明言しました。

その結果、3年後には部の利益が営業局の中でトップとなりました。
この成功は、当時は知らなかった概念である「心理的資本®」の4つの力が相乗的に働き、
チーム全体の力を最大化できたからだと思います。


「心理的資本®マネジメント」の教訓

この経験から得た教訓は、
「心理的資本®マネジメント」では早急に結果を求めないことの重要性です。
焦らず、まずはチームのモチベーションを維持し、
ゆっくり成果につなげることが特に低迷期の管理職に求められる姿勢だと感じました。

私が好きな言葉に、
石に一滴一滴と食い込む水の遅く静かな力を持たなければいけません」(ロダン/高村光太郎訳)というものがあります。

この言葉は、困難な状況でも忍耐強く取り組み続ける大切さを教えてくれます。


「心理的資本®マネジメント」でポジティブな職場を作ろう

「心理的資本®」を効果的に運用する「心理的資本®マネジメント」は、
個人とチーム双方の力を高め、ポジティブな職場を作るために効果的なノウハウです。
「Hope」「Efficacy」「Resilience」「Optimism」の4つの力を地道に育むことが、
長期的な成功への鍵となります。

管理職の皆さんには、「焦らない姿勢」を大切にしながら、
この「心理的資本®マネジメント」をぜひ職場で試してみてほしいと思います。
きっと、あなたのチームにもいつか「遅く静かな力」が働き、
気がつけば素晴らしい成果が生まれているはずです。

「心理的資本」の基本はこちら↓
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