SEOの基本作業は「キーワード選定」から始まる
「キーワード」は「高齢者」?「シニア」?
例えば当初このブログのタイトルは「高齢者ブロガーはキーワードの重要性がわからない」にしていました。
その場合キーワードは「高齢者 ブログ キーワード」でしょうか。
実際にこのキーワードで検索すると、「シニアド」というサイトの「シニアの関心を知るには。SEOテクニックで検索キーワードを読み解く」というページが最上位に出てきます。
つまりシニア向けにブログを書いている人をターゲットにしたページで、高齢者ブロガーに向けたページではありません。
では「高齢者ブログ、キーワード選び方」としたらどうでしょうか。
「パスカル」という会社の「SEOキーワード選定の考え方」というページが最上位です。
しかし「高齢者ブログ」については書かれていません。さらに「高齢者ブログ」という「キーワード」に対応したページはどこまで行っても出てこないのです。
これではこのサイトに来てくれる人は世の中にいないことになります。
ところが「シニアブログ キーワード」にしたら「シニアブログでもアクセスが集まるブログタイトルの正しいつけ方を学ぶ」という「シニア&初心者向けブログ塾」のサイトが2番目に出てきました。
ということでこのブログのタイトルを「高齢者ブロガー」から「シニアブロガー」に変えました。さらに「70代」という言葉も加えました。
これが正しい対応だったのかどうかはわかりませんが、とにかく検索されるためにはこうした「キーワード選定」はSEOの基本中の基本なのです。
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「キーワード=しゃれた言葉」ではない
文章を書き慣れている60代、70代のシニアブロガーほど、言葉に対する思い入れが強いのではないでしょうか。
例えばユニークな言葉や言い回しを使ったり、わざわざ英語にするとか逆に旧仮名遣いにするなど凝った言葉やフレーズを選ぶ傾向があります。
私も「孫活」という言葉を思いついたとき、しゃれていて結構いいのではないかと自画自賛したのですが、いまになると「キーワード」としては全く機能していなかったことがわかります。
その後しばらくしてから「キーワード選定ツール」を使うようになるのですが、いま世の中に「孫活」という言葉で検索する人はほとんどいないことがわかります。
つまり「需要がないキーワード」なのです。これでは収益を上げるどころか、そもそもサイトにたどり着いてもらえないのは自明の理です。
「凝ったキーワード」は全く意味がありません。
自分のブログが検索されるのはどんなときか
では私のサイト「孫活エブリデイ」に来てもらうにはどうしたらいいか。
それはつまりターゲットである祖父母世代が「孫のためにプレゼントする」という行動を起こすためにどんな言葉で検索するか考えればいいのです。
実は「孫活エブリデイ」には大きな弱点があります。それはターゲットがPCやスマホを使えない高齢者であることです。
しかしここではそのことは置いておいて、もしスマホを使いこなせるジジババだったらGoogleの「検索窓」にどんな言葉を入れるか想像してみるのです。
恐らくは「孫 プレゼント」や「孫 誕生日」、「孫 喜ぶ」あたりではないでしょうか。
つまりこれが「キーワード」であり、その「キーワード」に沿った記事を書くことと、それをタイトルや見出しに埋め込むことが必須になる訳です。
もちろんこの「キーワード探し」も上級者はこんな適当なやり方ではなくツールを使ってロジカルに選定するようですが、初心者の60代、70代シニアブロガーはまずこの感覚をつかむことが大切ではないでしょうか。
そういう私もまだまだ道半ばで、正解にはほど遠いと思います。
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「タイトル」に「キーワード」を入れる意味
そして自分で決めた「キーワード」は必ずブログのタイトルに入れます。
しかも重要な「キーワード」はタイトルの前方に入れる方がSEO効果が高いようです。
このあたりの細かなテクニックはいろいろなブロガーの方が説明してくれているので、特に60代、70代のシニアブロガーは面倒くさがらずにこまめにチェックした方がいいと思います。
気をつけるのは広告の「キャッチフレーズ」ではないということです。
どんなに気の利いた文章でも「キーワード」が入っていなければ、誰の目にも止まらないということを理解しましょう。
「キーワード選定ツール」を使う
ブログのキーワードを選定したり、キーワードの検索ボリューム(どのくらい検索されているか)を調べたりするツールはたくさんあります。
Googleの「サジェストキーワード」のように気づかないうちにすでに使っているツールから、有料のツールまで各種あるのでやはり60代、70代のシニアブロガーは専門家の意見を聞いた方がいいと思います。
ブログでもYouTubeでもそれこそ「キーワードの選び方」で検索して勉強することをおすすめします。
まとめ
実は私、昔広告会社で「コピーライター」をやっていました。
途中で自分の適性に疑問を感じあきらめましたが、それでも10年やっていたのでそれなりに実績も積んでいたこともあり文章には多少自信がありました。
でもアフィリエイトブログではそれが仇になりました。読んでもらう以前に検索されなければ意味がないことにしばらく気がつかなかったのです。
「雑記ブログ」なら自分のライティングセンスを信じて書き続けていればいつかは物好きな読者がついてくれるのでしょうが、アフィリエイトブログはそんな悠長なことは言ってられません。
読者を獲得する前に「Google」という厳しい審査員が立ちはだかっていたのです。
いまさらですが最近キーワードを見直し、改めてインデックス登録をしています。
初投稿から4か月経ち、やっと30記事になりました。
現在のクリック数は40。収益はゼロです。
果たしてこの「70歳ブログ格闘記」に「成功事例」を投稿する日が来るのか、半信半疑なまま不安な毎日を送っています。
何かの本で読んだ「悲観主義者ほど明るい」というのは本当です。
(ほりしん)
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