シニアブロガーは最初はSEOに徹することが大事
ブログを始めた時や更新したときに、Facebookやインスタグラムでみなさんに「お知らせ」をするのはよくやる手です。
特に60代、70代のシニアブロガーはちょっと自慢したい気持ちもあって、すぐに昔の同僚や知人、親戚などがフォロワーになっている自分のネットワークにアップしてしまいます。
でもアフィリエイトブログで稼ぎたいなら、これは「ちょっと待て」という話になるようです。
集客にSNSを使うとブログの実力が見えなくなる
アフィリエイトブログのターゲットは「赤の他人」
つまりアフィリエイトブログのターゲットはGoogleからキーワード検索をして自分のブログをクリックしてくれた「赤の他人」が基本です。
この人は、毎日Google検索をしている数十億人の中で、自分のブログにたどり着いてくれた大変貴重な人と言えます。
そしてこの「赤の他人」に自分のサイトをクリックしてもらうためにこそ細かなSEO対策というものが必要になる訳です。
サーチコンソールが教えてくれる様々な数字が現在の自分のブログの実力(Googleの評価)を表しているのです。
ですから細かいことですが、真の実力を知りたいなら、自分で自分のサイトをクリックした場合のアクセス数をサーチコンソールがカウントしないように設定しておくべきです。
cocoon設定の「アクセス解析・認証」の「サイト管理者も含めてアクセス解析をする」のチェックを外しておきましょう。
SNSは「おともだちネットワーク」に過ぎない
しかしここでSNSを使ってブログの存在をアピールし、「友だちのよしみでクリックをお願い!」と頼んでしまうとSEOルートとは別のSNSルートからのサイト流入により一時的に検索順位が上がったり、コンバージョンが増えたりするので、検索データが歪んでしまいます。(とは言っても実際はたいした数ではありませんが。)
個人的には、とにかく最初は自分の実力を見極めるまでSNSには頼らない方がいいのではないかと思っています。実際にFacebookやインスタグラムには一切投稿していません。
しかし最近ではSNSを重視すべきというYouTubeも増えてはいますが・・・
「SEO」は一般席、「SNS」は関係者席
ブログはコンテンツで勝負するのが基本
例えばコンサートのチケットの売上はそのパフォーマーの実力とプロモーションで決まります。
そして会場が市民ホールかアリーナかによって最初からチケットの販売数が違う訳です。
ブログも同じでコンテンツの良し悪しとSEO対策で集客力につながる検索順位が変動します。
SNSは本当のターゲットではない
ここでSNSを使って集客をしてしまうということは、「コンテンツの良し悪し」でチケットを買った一般席の観客ではなく、「友だちのよしみ」で来てくれる「関係者席」の観客を増やしているだけなのです。
ここの人数を増やしたところで本当のファンの集客にはつながらないと思いませんか?
極力「関係者席」を少なくして、一般席のチケットを拡販する努力を続けなければブロガーとしての成功は期待できないということだと思います。
老い先の短い60代、70代のシニアブロガーにとっては一刻も早くクリック数を増やしたいところですが我慢のしどころですね。
ステマ規制でSNSが使いづらくなる
ステルスマーケティングは「不当表示」になる
2023年10月以降「ステルスマーケティング」が景品表示法の「不当表示」の対象になりました。
例えば実際は広告なのに、有名人やインフルエンサーが商品やサービスをあたかも個人的な好みで推奨しているように見せかける手法は基本的にNGになります。
広告は広告であることを明示する必要があります。
「ホリシンblog」もヘッダーの下に「*アフィリエイト広告を利用しています。」と表記しました。
高齢者にはステマ規制対策も難しい
実はこの「*アフィリエイト広告を利用しています。」の1行を入れる作業とも結構格闘しました。
お陰でワードプレスの「ウィジェット」という機能の使い方が分かりました。
参考にしたYouTubeはこちらです。結城さん、ありがとうございました。
ステマ規制はアフィリエイトブログには影響がない
ブログにこの1行を入れても、基本的にSEOで集客をしている場合はあまり影響はないと思いますが、もしSNSで集客をしていると相手によっては、「なんだこいつ、こっそり広告をクリックさせようとしているのか」と友だちを失うことも考えられますね。
SEOであれば本当にその商品を探していた人が検索してクリックをしてくれるのですからステルスマーケティングでもなんでもない訳です。堂々とアフィリエイト広告をやりましょう!
自分のネットワーク以外のコミュニティに参加する
ひとつだけ「SEO」と「SNS」の中間の集客方法を見つけました。
それは全く知らない人たちのコミュニティに参加してそこでブログのテーマについて話したりセミナーをやるという方法です。
地味ですが「自然に赤の他人のクリック数が増える」という意味では「SEO」に近いと感じています。
先日あるコミュニティで「正しい孫活セミナー」を実施して、その中で「ホリシンblog」の紹介をさせてもらいました。
まだ広告をクリックしてくれた人はいないようですが、こうした活動にも地道に取り組んで行こうと思います。
東京・大阪・オンライン毎月選んで通えるアフィリエイトスクール「atus(ええタス)」
まとめ
YouTubeやいろいろなブログで『ブログの集客を「SEO」ですべきか「SNS」ですべきか』という議論がされていますが、最初はこの意味がわかりませんでした。
しばらくして、そうか、自分のFacebookのたった300人くらいのフォロワーを相手にするのか、全世界の数十億人の名も知らぬ検索者を相手にするのかの違いだと気づいたときに、俄然やる気が湧いてきました。
そもそも知り合いのネットワークである「SNS」に情報を発信することが好きでなかったこともあり、「SEO」は性分に合っていると感じた訳です。
しかしそうはいっても悲しいかな9月になってもクリック数はまだ32です。
でもサーチコンソールでクリックした人の「国別」を見てみたら、「韓国」で一人クリックしてくれた人がいてビックリです。
まさにこれが「SEO」かとちょっと感動しました。
それ以来、自分の「SNS」でブログの案内をするのは当分やめようと決心しました。
Google検索でたまたま私のブログを見つけてくれた「SNSのともだち」が、勝手にシェアしてくれる日が来るまで。さて、一体何年かかるだろうか・・・
(ほりしん)
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