心理的資本

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「クリエイティビティ」はアイデア力だけではない:「心理的資本」で自分らしい成長を見つける方法

自分のクリエイティビティに気づく方法はなにか。「クリエイティビティ」と聞くと、多くの人が「特別な才能」や「天才的なひらめき」を想像します。しかし、実際にはクリエイティビティは誰もが少なからず持っている力であり、それをどのように引き出し、活用するかがポイントです。私は広告会社でコピーライターを10年間経験し、仕事を通じて自分のクリエイティビティを深く考える機会がありました。その中で、クリエイティビティは「コンセプトメイク」「アイデア抽出」「表現力」という3つの要素に分けて考えられることに気づきました。そして、これらをうまく機能させるためには「心理的資本」が大きな役割を果たします。
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ポジティブな職場を作る方法:「心理的資本マネジメント」でチームの力を最大化

モチベーションが低下した職場のメンタルをアップデートするには?「職場をもっとポジティブな空間にしたい」「チーム全員が生き生きと働き、個人のパフォーマンスも向上する環境を作りたい」そんな思いを抱く管理職の方は多いのではないでしょうか。私は35年間の広告会社でのキャリアの中で、10年間はコピーライター、そして25年間を営業職として過ごしました。最後には営業局長として100人の大所帯を率いる立場になりましたが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。特に、営業部長時代、営業局の中で最低の利益しか上げられず、辛酸をなめた1年間は今でも忘れられません。しかしそこから一旦はモチベーションが下がった時期もありましたが、チーム全員が腐ることなく前向きに自律的に行動し、3年後にリベンジを果たしました。その経験から学んだのは、いま思えば「心理的資本」と言われる4つの力を活用し、チーム全体のメンタルをポジティブにアップデートすることができたからだと感じています。そして、そのプロセスで得た最大の教訓は、焦らず、時間をかけてチームの基盤を作る「心理的資本マネジメント」の実践です。
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リモートワーク時代に必要な「心理的資本マネジメント」:自律的に成長するためのメンタルアップデート法

最近リモートワーク中心の働き方になった若手社員が、対面コミュニケーションの経験が少ないことから、社会人としての「自律的行動」の不足が課題として浮き彫りになるケースが増えています。例えば常に「指示待ち」の姿勢でしか仕事ができない・・・など。あるIT企業の人事部長から、「リモートワークしか知らない若手社員が、主体的な行動対話を苦手としている」との相談を受け、「心理的資本(PsyCap)」の観点からセミナーを実施した経験があります。この経験を通じて、リモートワークの時代に必要なメンタルマネジメントとして「心理的資本マネジメント」という視点の重要性を強く感じました。
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脳は老いても、心は老いない:「心理的資本」で築くウェルビーイングな人生

「高齢者には高齢者のウェルビーイングがある。」定年退職後の人生は、誰にとっても一つの大きな節目です。かつての私は、63歳で退職を迎えた時、自分の役割を終えたような感覚を抱え、これからの人生に漠然とした不安を感じていました。しかし、退職してから10年が経った今、思索の時間が増え、読書を深め、かつてよりも心が豊かであることを実感しています。もちろん、脳の衰えは否定できません。記憶力は低下し、注意力が散漫になることも増えました。それでも、私は「脳は老いても、心は老いない」という信条を持っています。そして、この信条の下、心理的資本(PsyCap)を活用することで、自分自身の人生をより前向きに、充実したものに変えています。今回は、この考え方を科学的なエビデンスと共にご紹介し、60代、70代の皆さんに人生を豊かにするヒントをお伝えしたいと思います。
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扱いにくいZ世代への新アプローチ:「心理的資本」を活用したコミュニケーションのススメ

近年、企業の人事部門や管理職が口を揃えて挙げる課題が「Z世代とのコミュニケーション」です。1990年代後半から2010年代初頭に生まれたこの世代は、「キャリアに保守的」「無理をしない」「丁寧な指導を求める」「承認欲求が強い」などの特徴を持つとされています。その結果、上司に言われたこと以上の行動を取らなかったり、「無駄だ」と思う業務を避けたりする傾向が見られることから、職場で「扱いにくい」と感じられることが少なくありません。しかし、この「扱いにくさ」は一方的な視点ではないでしょうか?Z世代の価値観や行動には、現代社会が求める新しい働き方のヒントが隠されています。そこで鍵となるのが「心理的資本」という考え方です。今回は「心理的資本」を活用してZ世代とのコミュニケーションを円滑にし、モチベーションを引き出す方法を考えてみます。
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キャリアに悩むあなたへ:仕事のやる気を取り戻すための「4つのエンジン」とは?

キャリアのどこかで、「やる気が出ない」「仕事がつまらない」と感じたことはありませんか?私自身は、大手広告会社で35年間働き、コピーライターを10年、営業職を25年経験し、最後は営業局長として一つのキャリアを終えました。しかし、その道のりは順風満帆ではありませんでした。自分のクリエイティビティに自信をなくし、悩み、異動を希望した時期もありました。またその後、IT会社で6年間営業担当顧問を務める中でも、多くの人がキャリアや仕事のやる気について悩んでいる姿を見てきました。そして、その解決の鍵として見えてきたのが、「心理的資本」という考え方です。「心理的資本」は、仕事や人生に前向きなエネルギーを生み出す「4つのエンジン」から構成されています。ここでは、この4つのエンジンを使って、あなたが仕事のやる気を取り戻し、自分らしいキャリアを築く方法をお伝えします。
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「心理的資本」とは?企業の人材マネジメントと社員のキャリア形成をつなぐ鍵

現代の企業における人材マネジメントは、社員のキャリア形成といかに結びつけるかが重要な課題となっています。私は大手の広告会社に35年間勤め営業局長として多くの部下を育ててきました。またその後はIT企業で6年間営業担当顧問も務めました。さらに現在は、「心理的資本開発士(PsyCap Master)」として企業向けに「心理的資本」(PsyCap)の啓発と活用に携わってきました。ここでは、企業と社員の双方にとって「心理的資本」がそれぞれの成長のためにどのような役割を果たすのかを具体的な実例を交えながら解説します。
70歳ブログ格闘記

シニアブロガーがSNSに頼ってはいけない理由

ブログを始めた時や更新したときに、Facebookやインスタグラムでみなさんに「お知らせ」をするのはよくやる手です。特にシニアブロガーはちょっと自慢したい気持ちもあって、すぐに昔の同僚や知人、親戚などがフォロワーになっている自分のネットワークにアップしてしまいます。でもアフィリエイトブログで稼ぎたいなら、これは「ちょっと待て」という話になるようです。
70歳ブログ格闘記

シニアブロガーがGoogleに無視される理由

60代、70代のシニアブロガーに限らずITリテラシーが高くない人たちにとっては、「Google」は単なる「検索エンジン」という理解しかしていないはずです。もちろんその理解で普段の生活では困ることはないのですが、いざ「ブログ」(特に「アフィリエイトブログ」)を始めてみると、この「検索エンジン」の裏に隠されたGoogleの本当の顔を知らないと何も進まないことがわかってきます。そしてとにかくこちらからすり寄っていかない限りGoogleは振り向いてもくれないのです。ただでさえ知能が衰退している高齢者ブロガーが、もはやAIロボットとなったGoogleの頭脳についていくにはかなりのエネルギーが必要になります。でもここをなんとかロボットの足にしがみついても振り向いてもらわなければブロガーとしての成功はありません。だからこのブログは「格闘記」なんですね。