2025-01

高齢者ing

「老年的超越」は高齢者の「心理的資本」:人生を深める新たな視点

高齢者だけが持つ不思議な「心の力」があるのをご存じですか?高齢化が進む現代社会において、高齢者の生きがいや幸福感をどのように支えるべきかが高齢者本人だけでなく地域や家族の課題になっています。その中で注目される心理的概念が「老年的超越」(Gerotranscendence)です。スウェーデンの社会学者ラース・トルンスタム(Lars Tornstam)によって提唱されたこの理論は、老年期における精神的成長や心理的変化を肯定的に捉えるものであり、「高齢者の心理的資本」という文脈で特に重要な示唆を与えます。ここでは、「老年的超越」と「高齢者の心理的資本」の関係性について探りながら、老年期における成長の可能性やそれを支える具体的なアプローチについて考えてみます。
心理的資本ing

「ぶつからない営業術」と「心理的資本」:若手営業に伝えたい仕事の極意

できる営業は「心理的資本」を使っています。私が思うに、営業の仕事は人と人とのつながり=「社会関係資本」が基本です。そして、周囲との信頼関係を築きながら成果を出すには、「社会関係資本」だけでなく「心の力」、つまり「心理的資本」が鍵となります。私は広告会社で営業として、同じクライアントを25年間担当し続けるという珍しいキャリアを経験しました。いま思うとその25年の間に、当時は知らなかった「心理的資本」という「心の力」を自分で育んでいたと言うことかもしれません。「心理的資本」を「心のエンジン」にすることで、どれほど前向きに仕事に取り組めて、さらには仕事を楽しくするかということを、若手営業のみなさんにお伝えしたいと思います。